インターネットの世界では無料で使えるサービスが山ほどあるが、「フリーメール」もその一つ。無料でインターネットメールが使えるサービスだ。既にメールアドレスをお持ちの方も第2の名刺、セカンドアドレスとして使えば何かと便利。フリーメールはポータルサイトやネットサービスの会社などが、広告収入を元手に無償で提供している。

 こうしたフリーメールの多くでは、Internet ExplorerなどのWebブラウザーを使って送受信や閲覧を行う。このことからフリーメールを「Webメール」と呼ぶこともある。Webブラウザーさえあれば外出先や携帯電話からもアクセスできる点は、フリーメールのメリットの一つだ。

捨てアド時代は終わった

 そんなことはワカっている、という方もいるだろうが、最近のフリーメールは以前とはひと味違う。

 数年前まで、プロバイダーの有料サービスと比べるとフリーメールは使い勝手が悪く、メールボックスの容量もせいぜい10MB程度。ちょっと大きな添付ファイルですぐいっぱいになってしまう代物だった。そのため、用途といえばせいぜい“捨てアド”(使い捨てアドレス)。プロバイダーのメールアドレスを持つ人にとっては、懸賞サイトやメールマガジン購読などアドレス登録が必要なシーンで、漏えいやスパム覚悟の第2名刺として使うくらいだった。

 しかし、この1、2年で状況は大きく変わった。その理由はグーグルのフリーメール「Gmail(ジーメール)」の登場だ。まずメールボックスの容量が2.5GB(サービス開始当初は1GB)と桁違いに大きい。さらに迷惑メール排除やウイルスチェックなど従来なら有料だった機能が無料のためユーザーが飛びついた。送信メールの本文末尾にサービス名のクレジットが入らない点も画期的だった。

「Gmail」はグーグルが提供しているフリーメール。ウイルスチェックや迷惑メールを排除する機能が無料で利用できる。2.5GBと大容量のメールを保存できるのが特徴。以前は招待制だったが、今は登録制のため誰でも利用できる(※画面では架空のメールアドレスを使っています。メールアドレスでアスタリスク「*」は使えません)
【拡大表示は画像をクリック】

 これに対抗する形で、マイクロソフトの「Hotmail」やヤフーの「Yahoo!メール」なども容量を大幅に引き上げて機能を増やしている。

「Hotmail」はマイクロソフトが提供しているフリーメール。迷惑メールを排除する機能を備える。容量は1GBだが、有料で増設も可能。使い勝手はOutlook Expressなどのメールソフトに近い(左)。「Yahoo!メール」はヤフーが提供しているフリーメール。迷惑メールを排除する機能を備え、有料でウイルス対策機能も提供。容量は標準で1GB。携帯電話からの閲覧にも標準で対応(右)
【拡大表示は画像をクリック】

 この記事の続きは「日経パソコンオンライン」で!